梅は天神様にゆかりのある紋章であり、人々の新型コロナウイルスの終息への願いが天に響きますようにとの願いを込めて執筆デザインしました。
【梅剣模様”概要”】
梅の花は厳しい寒さの中、一番最初に咲いて良い香りを漂わせてくれます。見た目の鮮やかさだけでなく香りまで放つ梅の花は大変人気が多く家紋にも使用されてきました。その数100種類以上の梅の家紋が生まれたとされます。
元々、本福寺の点在する地は太宰府政庁の一部で裏鬼門に位置しています。梅の花発祥の人物「菅原道真公」ともかかりのある地と唱える学者もいる程本福寺の地は歴史的風土を加味しています。
また、梅の花は「歳寒(さいかん)の三友」の一つに数えられています。
歳寒の三友とは、松竹梅のことで、日本ではおめでたい事の象徴になっています。
中国からこの言葉が伝わったのは平安時代で、松と竹はどんなに寒くても暑くても色あせず緑をたたえている。梅は寒い中一番に花開くことから、縁起良く、絵に良く描かれていたようです。
そんな歴史ある気品漂う日本伝達の「梅の紋様」をこの度御朱印に取り入れました。