とても希少な商品です。
ロイヤルコペンハーゲンのアンティークです。
1889年から1922年の間に製作された物になりますので、100年以上経過した完全なアンティークとなります。
バックスタンプから割り出した年齢です。
マイセンやKPM等のアンティークはたくさん存在していますが、100年以上前のブルーフラワーはとても希少です。
寸法 約
直径カップ7.3㎝
直径ソーサー13.3㎝
重さカップ71g
重さソーサ134g
☆カップの中に絵付けが施されています。
コーヒーカップは、カップの中身がコーヒーで黒色になり絵はどっちみち見えませんので、カップ内に絵を絵描くことは、基本あまりありません。
ティカップでしたら、紅茶の為、薄く中身が見えますので絵付けは必然的にある場合が多くあります。
現存する廃盤のブルーフラワーで、カップの中に絵付けがあるのはありません。
とても珍しい物となります。
☆メインのお花が、取っ手の反対側に描かれている。
通常は右手でカップ持った時、花は自分から見て正面に描かれますが。この位置に描かれる物は、昔のキャビネットピースと言われた高額品に多い事が言えます。
キャビネットピースとは、貴族やお金持ちが、キャビネットに飾り様に造らせたカップで、取っ手が後ろに隠れ絵付けだけ見える様に造らせた事からこの名前がつきました。
おそらく、限定して造らせた商品なのかもしれません。
☆ソーサのくぼみの直径が大きい?
カップの下部の直径とソーサの凹みがピッタリではない。これは最初はティソーサかな?と思いましたが、ティソーサはもう少し皿が浅いので、こちらのソーサは深く、勿論品番もちゃんと書かれて有る事から、間違いなくこのコーヒーカップのソーサです。
写真10枚目、ティソーサーでない事がわかります。
(ティカップ&ソーサーは、このコマの売り物では有りません。比較写真です)
☆バックスタンプの所に練りの様なくぼみがある。
最初に見た時は、スクラッチかなと思っていたのですが、
スクラッチは完成してから、チェックして傷を入れる事から焼く前にくぼみを入れるのは違うのかな?とも思います。バックスタンプを拡大してご確認ください。
練りの様な感じです。
アンティークの事例は、経験値より出した私見の推測です。ご自身の判断によりご検討頂きます様お願い致します。