モバイルバッテリーで八重洲無線のVX-3を充電するアダプタ

中国製の昇圧型DC/DCコンバータを利用して八重洲無線のVX-3をスマホ用のモバイルバッテリーで充電する自作アダプタです。

以前は透明熱収縮チューブで昇圧基板部を保護していましたが、現在は3Dプリンタで作成したPLA樹脂製のケースに収めています。

また、電流遮断パーツをコンパクトなものに変更し、配線に黒色のリード線を採用することで、製品の外観を向上させました。

ハンディの充電器を持ち歩かなくてもスマホのモバイルバッテリーと共用できるので便利だと思います。

VX-3の実機で動作確認しています。

カタログスペックなどから使えると思われる機種はVX-2です。



VX-6、FT-1Dなどの同社のトランシーバやICOM製品やkenwood製品にはプラグが適合しませんのでご注意ください。



使い方はモバイルバッテリーに接続し、ハンディ機のDCジャックに挿すだけで充電が開始されます。出力電圧は6.3Vとやや高めに設定しています。また、6V側の電流が0.5Aを超える場合、電流を遮断する部品が組み込まれており、予期せぬ事故を防止しています。



ご使用の際の注意点として、DC/DCコンバータを使用して電圧を昇圧しているため、USB端子（5V側）に約1Aの電流が流れる可能性があります。この場合、PCのUSBポートからの充電が正常に行われないことがあります。また、ハンディ機は充電中に電源をOFFにするように心がけてください。受信状態のまま充電すると、出力電流の上限を超える可能性や受信の品質を低下させるスイッチングノイズが発生する可能性があります。さらに、充電中の送信は電流制限と回り込みのリスクのため不可能ですので、ご了承ください。



LEDの色は在庫によって異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

DC/DCコンバータやその他の部品は、安定した動作を確保するために、1日間の稼働テストを実施しています。また、電圧の品質向上や短絡時の保護に関する部品は、国内で入手したものを使用しています。



ご注意：最近はこのアダプタを充電以外の目的でお買い上げいただくケースが増えています。その際は、自己責任で行ってください。サポートは致しません。



発送は、定形外普通郵便でおこないます。