¶ 希少！電電公社 黄白スモセコ SEIKO 19
SEIKO・イチキュウセイコー PRECISION 15石 懐中時計 稼働品 ¶
この時計のコンディション（赤字＝美点）（青字＝欠点）
ムーブメントの大きさがスイス規格の１９型だったため「１９型 SEIKO（SHA）鉄道時計」あるいはイチキュウセイコーと呼ばれました。側（ケース）まで含めた時計の大きさは直径約5cmと大きめの懐中時計となっています。 「１９型 SEIKO」は、昭和４年１１月に、鉄道省から「鉄道時計」として指定を受けましたが、この時計は鉄道会社では使用されず、電電公社向けでしたので鉄道会社名はありません。
この時計の場合、懐中時計というカテゴリーの中でケース・文字板等にさほど違いが出せない中、コートドジュネーブといわれる綺麗な縞模様のムーブメントの美しさが光る時計で、本当に綺麗な機械なので見ていて飽きません。
※リューズを巻くことができ、また引いて時刻の変更が可能な事を確認しています。3時間の稼働と1時間の精度（±0秒）を確認していますが、24時間の動作確認はしておらず、落札後の動作・精度を保証するものではありません。
※電電公社向けですので、スモールセコンド部が黄色と白の２トーンカラーの文字板です。
※60年近く経過していますが、風防・文字板・ケース等比較的綺麗で美品ですが、裏蓋にシール跡等あります。
※時針はスペード針、分針は風防の湾曲に沿って内側に少し曲げられたダイヤ針です。
※ムーブメントも大変綺麗です。（画像9参照）
※リューズに純正Sマークがあります。（画像4参照）
19SEIKOの特徴
昭和4年に当時の鉄道大臣より、それまでの米国、スイスなどの外国製に替わって鉄道時計に採用されたのがこの時計で、一般には19セイコーと呼ばれました。最初は7石のみでしたが、後に15石が加わりました。昭和9年12月の時点では15石が存在しています。（それ以前は未確認）
この時計の機械は、一部を改造して第二次世界大戦中の軍用時計や交換時計など、鉄道時計以外にも多く使われました。鉄道時計セイコーシャは戦時中も活躍した歴史を持っています。ゼロ戦のコックピットや魚雷等の天測用にも使用される程極めて堅牢かつ正確でした。戦後は昭和20年に早々と復活し、昭和46年11月まで生産が続いたロングセラーです。
●ムーブメント表記が“SEIKO”の前の“SEIKOSHA”です。
●秒針規正装置が付いているという“SECOND
SETTING”の表記があります。
●切れない錆びないゼンマイを使用しているという“DIAFLEX”の表記。
●秒針はスモールセコンド。
●文字板も見やすく、針は視認性も良く綺麗なスペード・ダイヤ針。
●機械は余分な飾り彫などなく、丸穴車・角穴車は美しい鏡面仕上げ。画像9参照
交換時計について
19SEIKOの機械を電信電話の交換台に置いて使われたため、
「交換時計」と呼ばれた懐中時計があります。NTTの前身である日本電信電話公社が採用した個体に見られる、スモールセコンド部が２トーンカラーの文字板です。電話の通話時間を記録するのに使用されていた時計と思われ、そのためスモールセコンドは10秒毎に白と黄色が交互に色分けされており、経過時間を読み取りやすいのが特徴です。
・1929年（昭和4年）製造開始・懐中時計19型クロムメッキケース ・手巻き ・プラスチック風防 ・スペード型時針ダイヤ型分針・15石 ・毎時18000振動 ・巻上ヒゲチラネジ付きテンプ
発送及び送料について【画像10】
◆時計は精密機械で壊れ物なので、衝撃がかからないようプチプチで包んだものをクリックポスト専用新品ダンボールで発送しています。専用ダンボール代とクリックポストの料金をあわせて全国一律200円が送料となります。同梱は同日落札分とし、箱に収まる限り何点落札されても送料は200円です。原則、落札の翌日には発送致します。【ただし、複数落札や時計のサイズの関係で専用段ボールではなく、大きめの使いまわしの箱を利用することもありますので、あらかじめご了承下さい】
◆補償が必要とお考えでしたらヤフネコ！（宅急便）をご利用下さい。ただし宅急便の場合は基本使いまわしの箱となりますのでご了承下さい。また適切な箱のない場合宅急便コンパクトの箱を使用する場合もありますが、箱はコンパクトでも補償は宅急便の適応となりますのでご安心下さい。
◆残念ですが心無い入札者が稀にいらっしゃいます。申し訳ありませんが、悪い評価が多い方の入札は当方の判断で【入札者の取り消し】をさせて頂く場合があります。また当方喫煙者なので、タバコ臭があるかもしれませんので、予めご了承ください。
この時計の機械は、一部を改造して第二次世界大戦中の軍用時計や交換時計など、鉄道時計以外にも多く使われました。鉄道時計セイコーシャは戦時中も活躍した歴史を持っています。ゼロ戦のコックピットや魚雷等の天測用にも使用される程極めて堅牢かつ正確でした。戦後は昭和20年に早々と復活し、昭和46年11月まで生産が続いたロングセラーです。